レーシングな過去
今から 26年前のおはなし
1990年 鈴鹿 6時間耐久レース
(現在とはカテゴリー等、ずいぶん違い
メインの8耐 サブの4耐 にまぎれて(;´д`)
NAクラスの6耐がありました マイナ〜)
80年代の空前のバイクブーム 高校生の頃の私は当然の様に はまってました。
峠を走りまわるうちに もっと速さをもとめる事に・・・ 同級生で既に現役レーサーがいると聞きつけ ならサーキットしかない と
在学中は 何故か お互いに意識しあって 話す事はなく(まわりが どっちが速いのか 結構 騒いでいたのでそれもあってか)
サーキット走る様になってから なんとなく連絡しあって 再会 彼の所属する チームの一員になりました(鈴鹿の羅夢SSC)
85年に卒業と同時に レースの世界へ
皆が 進学 就職するなか 私だけ 無職
アルバイトしながら 始めました。
最初は SP400 のプロダクションから入り 86年にTZ250 翌年 騙されて? RS250に乗り換え 参戦 ある時 有名なバイク雑誌の企画で4耐のライダーに抜擢され出走しましたが・・・
直前のレースで転倒 右鎖骨を粉砕骨折
AO方で無理やり繋いで 復活
ところが・・練習時に クランクシャフトの焼き付きで まっちゃんコーナーでハイサイド
死にかけました(# ゜Д゜)
ずたぼろで、のぞんだ本番 予選に望みをかけた相棒はタイムが出せず 復活戦の2耐へ
スタート直後に相方が転んで リタイア
その時の4耐で優勝した 元チーム員の先輩の紹介で 翌年 名門 TSR へ
翌年にNAに昇格した時の 6耐
シケインの画像 本人的には ケニーロバーツみたく センターにのった 綺麗なハングオフ してるつもり でしたが(T_T) 何故かリーンアウト
当時のカテゴリー F3 は 4st 400cc と 2st 250ccの混走 400の方が速く 耐久性もあるけど あえて 2スト 250 さらに 普通じゃ 面白くないと リアスイングアームを片持ちに改造
特性スイングアームを作成してもらい(補強だらけで 剛性高すぎで フロントが負けてしまい 折角の補強もテストする毎に 削られ 削られ)
テスト初期時は 時代に逆行した 18インチ
(チームの保有する マグの超軽量ホイールがあるから とゆう理由で)
さすがに これは 全然 旋回しないので 頑なに拒んで ボツ 17インチに変更してもらえましたが(^_^;)
毎日の様に 鈴鹿に通いつめ テスト テストでそれなりに走れる様に セッティング
予選は 相方の原田くんが 21秒台 で暫定2位のポジション 第2ライダーだった私は当然 19秒台のポールポジションを目指してました。
耐久レースなので ポジションやセッティングはお互い 譲りあっての妥協したもの
ほぼ 相方のセッティングに合わせてあったマシンなので 予選は自分のセッティング ポジションで望めますので 気合い十分(無理せず 既定周回 既定タイムをクリアすればOkなんですが)
私 いつもは コースイン 一周目から 一発勝負でタイムを出すのですが 既定周回?の為 しはらく流す事にして そろそろ アタック と思ったら・・・ (既にこの時点で エンジンが不調だったらしく ストレート通過する度に シフトポイントが ずれて いってたそうです)
スプーン進入の直前 アクセルオフで リアがロック!!(゜ロ゜ノ)ノ
慌てて クラッチ切って 西コースピットあたりでストップ 予選は終わってしまいました。
ファクトリーに帰って チェックするも シリンダー等には 異常なし 色々調べた結果 クランクシャフトベアリングの焼き付きでした。
スプリント用のスペシャルクランク 本選でこれを使えば また 焼き付き→即リタイア なので
ノーマルクランクをのせる事に
パワーダウンは まぬがれません。
私は 前乗り リーンアウト 進入で すばっと 向きを変えて アクセルオンで曲げるタイプ
(クラッチの人指し指は いつでもクラッチが切れる様に 焼き付き対策が癖になってます)
対する 相方の原田くん は 後ろ乗りで 速い旋回速度で じわじわ ゆくタイプ
パワーダウンしたエンジンでも 原田くんの乗り方だと あまり タイムは落ちません。
が 第2ライダーの私 交代した瞬間 なんと〜 パワーがない上に 前後タイヤ ずるずる (T_T) すべる すべる
ピットサインでは タイヤの絵?みたいなボードが出てるのですが 何の意味か理解不能?
(タイヤがまだいけるか いなかの問いだったらしい )
本人は あか〜ん と首振ってるつもりが 逆にまだよしと 判断された様で
満タン給油わすが 2秒 タイヤ交換も数秒
ピットインでタイムを取り戻し
交代して 原田くんになると さらにポジション挽回 (私に代わると 落ちてしまうとゆうジレンマ 皆様 申し訳ありませんでした)
それでも 3位以下は大差で ぶっちぎっていましたので このままでも2位
トップのビートレーシングは 安定して首位をキープ
なんとかして 追い付こうと 必死に走ってましたが その差は 大きく
ところが 事件は 最終ラップにおきていたんです。
なんと トップのビートレーシング カワサキZR400は 最終ラップに ガス欠 惰性で ストレートまで来ると チェッカーフラッグまで 足こぎしてたんです。
チェッカーフラッグは 私に振られ
全員が 逆転優勝 と 大喜びしてたそうです。
クールダウンラップは 悔しくて悔しくて 泣きそうな状態なのに コースオフィシャルの方々が こちらに 手を振ってる?
負けたんですけど そっとしといて いただけませんか(T_T)
チェッカーフラッグは 私 でも 鈴鹿サーキットの計測機は ゴールラインのもう少し手前 数メートルにあります。
ビートが あきらめて 足こぎ やめてたら ・・・
逆転してた かも でも レースとしては 完敗でした(;´д`)
ピットに戻るころには 真実が わかり 審議されましたが・・・ 計測データどおりの結果でした。
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